伊佐具神社
いさぐじんじゃ
主祭神 伊狭城入彦尊(いさぎいりひこのみこと)
例祭日 10月22日
鎮座地 上坂部3丁目25-18(TEL 06-6492-0753)

≪お社の説明・御由緒≫
市バス上坂部または若王子下車、徒歩5分ほど、近松公園の北側200メートルのところ。
総記は不詳だが、神功皇后が筑紫に行幸される途路、当社神前に上陸して祈誓された故事によって、仲哀天皇9年(860)以前であろうとみられる。住古、尼崎はこのあたりまで海だったと思われる。
当社は、式内社(醍醐天皇の御世に格式ある神社を延喜式神名帳に記載した。そこに記された神社)として、尼崎で唯一の古社である。末社の稲荷神社は、もと当社々坊真言宗福円山浄徳寺と称し、神仏混淆の跡をとどめている。
先の震災により被害を受けたが平成12年手水舎建立。
平成13年本殿・稲荷社御修造また石造鳥居も新たに建立された。
また、尼崎市指定文化財(昭和63年4月1日指定)に指定されている伊佐具神社社号標石がある。正面に「伊佐具社」の四文字が刻まれ、幅24cm・高さ91cm。二段の台石があり、下段は幅61cm、高さ43cm、上段は幅42cm、高さ24cmである。上段の台石の裏面中央には、かすかに「菅廣房□」の文字が読みとれる。菅廣房は、この建碑のために寄付した山口屋伊兵衛のことである。
江戸時代中期の国学者の並河誠所が、摂津国内の神名帳に記された神社のうち、祭神・社名を変更したり、合祀された神社二十社についてその由緒を究明。判明した社名を標石に刻み、社頭に建てさせ、廃社となったものについては、その故地に標石を建てさせた。この社号標石はその中の一つである。
