ご祈祷のご案内

人生の節目に今日までの感謝と今後の安泰をお祈りします。ご祈祷の内容は、人生儀礼や年中行事に関わりあることなど多種多様です。その中で主なご祈祷を説明致します。

人生儀礼

昔から私達のご先祖は、人生の節目に神社に参拝し子供の成長や家族の健康と幸福を、神さまにお祈りしてきました。

これを「人生儀礼」と言います。

◆ 初宮参り

門松

とんど

産まれてきた赤ちゃんを神様にお目にかけ、安らかに出産したことを感謝し、併せて将来の健康と幸福を祈願するのが初宮参りという慣習です。かつては自分の氏神を祀っている神社に連れていき新しい氏子として認めてもらい、地域社会の一員にする為の儀式で、今日でも大切な目的の一つと言えるでしょう。

お参りは赤ちゃんの生後1ヵ月を過ぎてからお参り下さい。 

◆ 七五三参り

七五三

千歳飴

11月15日に数え年で3歳になった男女、5歳になった男子、7歳になった女子が今まで無事に過ごしてきたことに感謝し、今後も健やかな成長を祈って神社にお参りします。

古来より、この行事で3歳の子供は髪を伸ばし始め、5歳の男子は初めて袴を着け、7歳の女子は幼児用の紐から大人と同じ帯を用いるという、子供達の成長の節目であり人生の通過儀礼となっていました。

本来は11月15日が七五三の日ですが、10月の下旬から受付を始めるお社が多いようです。

◆ 十三参り

13歳は干支で言うと一回り目。昔は男子にとっては元服前の「半元服の祝」、女子にとっては初めての厄年に当たります。少年・少女から男性・女性へと成長する人生の節目で、今後のさらなる成長と活躍を神社で氏神さまに御祈願します。 

◆ 厄除祈祷

平成23年 厄年表

一般的に男女ともこの年齢を迎える頃に体調や精神の点でも、また社会的な役割の点でも大きな変化が起こりやすい時期に当たり、厄年は大切な人生の通過儀礼です。これらの年齢の前後を前厄・後厄と称します。この中でも、特に、数え年で男性の42歳・女性の33歳は大厄として意識することが多いです。厄年には神社で厄除けのご祈祷を受け、心身を清め、慎み過ごしましょう。新年や節分、ご自身の節目となる日にお参り下さい。

ちなみに、厄年の人と一緒にご祈祷を受けると、その厄が他の人にうつることはありませんので、どうぞ安心してご家族皆様でお参り下さい。

※誕生日前の方は2歳、誕生日後の方は、1歳を満年齢に加えた年齢が「数え年」となります。

◆ 結婚式

結婚式

結婚式

神前結婚式は日本で最も一般的な形です。神職が式を司り、神前で三三九度の杯を交わします。玉串を捧げて、二人が結ばれたご神恩に感謝し、先祖のご加護を仰ぎ、今後夫婦一体となって苦楽を共にしていくことを神さまの前で誓います。拝殿には基本的に親族と媒酌人のみが昇殿します。

結婚式のみならご祈祷受付可能な神社で挙げることができます。ホテルや結婚式場の神殿でも神社の神職が祭主をし、神社と同様に式を挙げ、引き続き披露宴も行うことができます。尼崎市内の神社には披露宴を行える式場を併設していませんので、神社での挙式をお考えの場合は披露宴会場とのアクセスも考慮しましょう。

 

◆ 年祝い

還暦

還暦

一定の年齢に達すると「年祝い」という長寿を祝う儀式を行います。
今までの感謝と今後の健康長寿をお祈りします。 年齢は「数え年」です。

還暦(61歳):生まれた干支に戻るという意味、

        赤いずきんとちゃんちゃんこを着て祝います。

古希(70歳):中国の詩人、杜甫の作品の一部に「人生七十古来まれ」から。

喜寿(77歳):「喜」のくずし字が七が3つ集まった形となり、七十七に通じることから。

傘寿(80歳):「傘」の略字が八十と読めるところからつけられました。

半寿(81歳):「半」という字が八・十・一に分解できるところからつけられました。

米寿(88歳):「米」という字を分解すると八十八と読めることからつけられました。

卒寿(90歳):「卒」の略字が九十と読めるところからつけられました。

白寿(99歳):「百」の字から一を取ると「白」になるところからつけられました。

上寿(100歳):60歳が下寿、80歳が中寿、そしてこの100歳が上寿です。

※誕生日前の方は2歳、誕生日後の方は、1歳を満年齢に加えた年齢が「数え年」となります。

神社での祈願祭

祈願祭

日々を平穏に過ごせる事への感謝や、日頃の悩み、目標に向かい努力している事を神職(神主さん)を通じて、神さまに聞いてもらいましょう。これを「祈願祭」と言います。心を込めてお祈りすれば、きっと神さまはお守り下さるでしょう。「家内安全祈願」「交通安全祈願」「安産祈願」「病気平癒祈願」など様々な種類があります。願い事が成就した後には「お礼参り」をして感謝の気持ちを捧げましょう。

◆ 安産祈願

安産 戌の日カレンダー

安産御守

帯祝いは古くから日本で続けられている安産祈願の行事です。授かった赤ちゃんの無事な成長と妊婦の安産を祈り、ふくらみ始めたお腹にさらしを巻く儀式が綿々と続いてきたことは、世界に誇りを持っていいことではないでしょうか。
妊婦がさらしを巻くのは保温や保護のためのみならず、赤ちゃんを守り包む心をあらわす慣習として、とても美しい文化だと思います。妊婦さんとご家族の心の一区切りであるとともに、元気な赤ちゃんが生まれるよう神社で氏神様にご祈願しましょう。

妊娠5か月の戌の日にお参りしましょう。

◆ 交通安全祈願

交通安全祈願祭

自動車やバイクは操作を誤ると人の命を奪ってしまうほど危険な乗り物です。神社で交通の安全を祈願し、購入した自動車・バイクの清祓をしましょう。ご神前で神様と対面し交通規則を守る意識を高め、気持の緩みを正し、気合いを入れ直す機会となるでしょう。

車のある生活、事業(仕事)は行動範囲の広がりだけではなく精神的にも金銭的にも生活の変化が表れることでしょう。その変化に対応し得る気持の強さが大切なのではないでしょうか。

◆ 家内安全・会社繁栄

年始や年度の始め、また節目となる日に家族、会社の一年の安泰・安全をお祈りする為にお参りする場合が多く、家族や社員と共に氏神様にお参りする事で、絆が強まることでしょう。

◆ 諸願成就(合格祈願・病気平癒・転居奉告 等)

祈願祭

ご神前にて、それぞれの祈願をしますがお参りする際、神主さん(神職)に「祈ってもらう」という気構えでお参りするのではなく、自身で気持ちを引き締め、自らのお願いを神様にお伝えする気持ちで神域に入り、神様の近くに参上するわけですから、緊張感をもってお参りしましょう。その日を人生の節目と考えて、新たな気持ちで目標に向かい励みましょう。

建築のお祭り

建築のまつり

お家の建築を始める時に、まず「地鎮祭(じちんさい)」を行い、建築を始める旨を土地の神さまにご奉告し、工事の安全をお祈りします。「上棟祭(じょうとうさい)」では棟木が上がったお祝いと完成までの無事を祈ります。そしてお家が完成した時に、「竣工祭(しゅんこうさい)」を行い、神さまへ感謝の気持ちを捧げて、家庭の幸せをお祈りします。

◇ 地鎮祭(じちんさい)

日本では古くから家を建てたり土木工事をする前に必ず地鎮祭(ぢちんさい)を行ってきました。このお祭りを行う理由は建築工事を始める前に、その土地の神様に挨拶し、土地を祓い清め、これから行われる工事の安全と変わらぬご守護をお祈りします。

このお祭りは神社で行うのではなく、神主さん(神職)に来てもらい、建築予定地で執りで行います。施主(家主・事業主)、設計者、施工業者(工務店)も揃って参列し、工事の安全を祈ります。また家主にとっては、実際に自分の家を建てる職人さん達や設計を請け負った建築家との顔合わせの機会になります。

◇ 竣工式・入居清祓(家祓い)

建物が完成し入居する前に建物を祓い清め。地鎮祭から工事を見守って下さった神様に感謝の心で完成を報告し、建物が末永く丈夫であることと家主・事業主の繁栄をお祈りします。

このお祭りは神社で行うのではなく、神主さん(神職)に来てもらい、現地で執りで行います。施主(家主・事業主)を始め、設計者、施工業者(工務店)も揃って参列します。施主は工事関係者やご近所の方々にも感謝の気持ちを表し、氏神様のご加護のもと気持ち良く新生活・事業を始めましょう。


◇ とりこぼし清祓(解体工事安全祈願)

古くなった建物を壊すに当たって、家屋の神様と土地の神様に長年にわたり雨風から住人を守り続けて下さった事に感謝して、その労をねぎらい、解体工事の無事を祈ってご奉告のお祭りを行います。

このお祭りは神社で行うのではなく、神主さん(神職)に来てもらい、現地で執りで行います。施主(家主・事業主)、施工業者(工務店)も揃って参列し、解体工事の安全を祈ります。

ご祈祷・出張祭典について よくある質問

ご祈祷を受けたいのですが、どうすれば良いの?

ご祈祷は基本的にいつでも神社で出来ますが、神社の祭典、行事等と重なっていたり、神主さん(神職)が不在の場合もありますので、前もって神社に連絡を入れて、参拝したい日時を申し出た方が無難です。 またご祈祷料(初穂料)としていくらお供えするのか分らない場合も、その時に尋ねると良いでしょう。神社での御祈祷は15~20分ほど掛かります。

ご祈祷のお金はいくらぐらい?どうやって渡すの?

初穂料・玉串料

ご祈祷料は神主さん(神職)に支払う御礼ではなく、祈念を込めて神様にお渡しするお供え物です。
本来、神社の方で金額を決めるものではありませんが、事務の関係上、ご祈祷の種類に応じて 金額を定めている神社もございます。分らない場合は、直接神社の方へ問い合わせてみましょう。 金額を定めていない神社の場合は、神主さん(神職)に相談してみましょう。 一般的に社頭(神社)でのご祈祷であれば、5千円以上や1万円以上 と決めているお社が多いようです。 地鎮祭や家祓い等の出張祭典の場合も、お祭りの種類に依りますが大体5万円以上お供えされる方が多いようです。

もちろん参拝される方のお気持ちですので、金額に上限はありません。負担にならない程度で気持ち良くお供えしましょう。 お金は紅白の水引(のし袋)に入れて、表書きは「初穂料」または「玉串料」と書きましょう。渡すタイミングはご祈祷の前に神主さん(神職)に渡して、ご神前にお供えしてもらうか、ご祈祷受付所を設けている場合はそちらに納めましょう。

どんな服装でお参りしたら良い?

日常の参拝なら普段着でも問題ありません。

ご祈祷を受ける場合は、特に決まりはありませんが、やはりご神前近くに出るので、日常の参拝とは異なります。洋装の場合、男性はネクタイ着用が原則、女性はこれに準じた服装となります。和装の場合は男性は羽織袴、女性は黒留袖や訪問着等となります。

また七五三や成人奉告の場合、本人は和装や洋装の晴れ着を着用します。

出張祭典の申込方法を教えて下さい。

出張祭を申し込む場合は、神社の祭典・行事等と重なっていたり、神主さん(神職)が出張出来ない場合もありますので、前以って神社に連絡を入れて、日時を申し出ましょう。また、その時に、施主名(家主・事業主)、設計者名、施工者名(工務店)、現地の住所や連絡先などの基本的な情報と内容(出張祭の種類・準備品・迎えの有無 等)を神主さんと打ち合わせしましょう。 祭典は30分ほど掛かります。

出張祭典で何か準備するものはありますか?

準備品は出張祭の種類に依りますが、地鎮祭のように屋外で執り行う場合、祭壇・祭具(玉串 等)・神饌(米・酒・乾物・野菜・果物・塩・水)・瓦ケ・竹4本・荒縄・盛り砂(地鎮祭のみ) 等です。一般的に、施主・施工側で用意して頂く物は、竹4本・荒縄・盛り砂(地鎮祭のみ) ですが、テント・机・椅子(参列者用) 等も用意すると良いでしょう。
依頼する神社に依って用意する準備品が異なる場合がありますので、必ず確認して下さい。
施主は施工者ともよく相談して準備を進めましょう。
家祓い等、屋内で執り行う場合は、祭壇・祭具・神饌が用意してあれば、お祭りを行うことが出来ます。依頼者は祭典が行えるように室内に空間を設けて下さい。